50歳を過ぎて、子育ても落ち着いてきて
「自分の時間を楽しみたい!!」と思うんだけど
何をしたらいいのか分からないんだよね・・・
YouTube配信とかしてみたいけど、動画は少しハードル高いし・・・
それだったら音声だけの配信はどうですか??
ポッドキャストやラジオアプリなど
自分に合ったものを試してみませんか??
はじめに
最近、音声配信やポッドキャストが急速に注目されています。動画配信だと自分の顔を出したり、動画を編集しないといけなかったり・・・PC作業やアプリに慣れていない人には少しハードルが高いかもしれません。
けれど、音声だけだったらスマホ一台で簡単にできるし、PCやスマホが苦手な人にも安心。顔を出す必要もない分「ちょっとチャレンジしてみようかな・・・」という気持ちになれるのではないでしょうか。
50歳以上と言うと、就職したころはまだPC黎明期で、PCに苦手意識がある人も多いかもしれません。でも最近はSNSが発達して、副業も一般的になってきました。
60歳を過ぎてもまだまだ働かないと経済的に厳しいのが現実。とは言え、60歳過ぎても今の仕事を続けられるかな・・・そんなことを思ってしまいますよね。それに60歳過ぎても旅行や美味しいものを食べたり・・・アクティブに過ごしたいですよね!!それなら、1日でも早く「何か」にチャレンジして60歳以上の自分の可能性を広げて行くのが得策です。
50歳以上の方には、これまでの人生で培った知識や経験という、若い人にはないスキルがあります。音声配信やポッドキャストは、その経験を発信して自分の可能性を広げる1つの手段になり得ます。
始めてみたいけど、何から手をつけていいか分からない・・・
そんな人でも大丈夫。本記事では、以下のような悩みを解決していきます!!
- ポッドキャスト/音声配信って何?
- 50歳からでも始められるの??
- 50歳からの音声配信に適したジャンルは??
ポッドキャストと音声配信の違い
ポッドキャストと音声配信は似たような意味でとらえられることが多いのですが、厳密にいうと以下のような違いがあります。
Podcast(ポッドキャスト)
音声収録したものをRSSを通じて配信しますので、ライブ配信はありません。代表的なアプリに、ApplePodcasts、Spotify、Google Podcasts といったものがありますが、RSSを通じて発信するため、アプリによって「この番組しか聴けない」ということがなく、どのアプリでもお気に入りの番組を聴くことができることが特徴です。
音声配信
音声配信専用のアプリなどでライブ配信・音声収録どちらも可能です。ライブ配信を「アーカイブ」として残すことも可能です。音声配信の場合は、アプリをまたいで配信することはできず、その特定のアプリを通じてのみの配信となりますので、リスナーの増加についてはアプリのダウンロード数などに左右されます。
ポッドキャスト/音声配信の魅力
ポッドキャストや音声配信の魅力としては次のようなものが挙げられます。
- 手軽に始められる:動画に比べて機材や編集の負担が少なく、気軽に配信可能。
- リスナーとのつながり:同じ興味を持つ人々と交流ができる。
- スキマ時間の活用:家事をしながら、移動中でも聞くことができる
- 自己表現の場:長年の経験や趣味を共有することで、自己発見や新たな人間関係が生まれる。
音声メディアは動画と比べるとリラックスしながら聴くことができます。どうしても現代は目を使うことが多くなりがち。目を使いすぎることで肩こりや頭痛・眼病などにもつながりやすくなります。
50代すぎると目も疲れやすくなるし、体へのダメージを少しでも減らしたいんだよね・・・
実際、動画編集なども目を使って疲れてしまいますし、そういった意味でも視覚情報が多い現代社会においては、中年以降に優しい配信を行うには音声配信はピッタリではないでしょうか。
日本国内で注目されている音声配信アプリ
- Voicy
ダウンロード数は50万以上。2000以上のチャンネルがあり、芸能人をはじめ、スポーツ選手や文化人などが多く配信を行っているプラットフォームです。配信側に回るには応募通過率5%と高い壁となっていますが、内容が濃いものが多く、「音声配信ってどんなことを話せばいいんだろう?」と思った時の参考になります。
2.Radiotalk
毎日1000以上の番組が放送されており、リアルタイムで配信者・リスナーと交流ができます。ポッドキャスト配信も可能。「しゃべるのが上手になりたい」「気軽に配信してみたい」という人向きのアプリです。
3.stand.fm
stand.fmはコミュニティを作ったり、コラボ配信が手軽にできるのが特徴。stand.fmもポッドキャスト配信に対応しています。ライブ配信・収録配信どちらも可能になっています。会員限定のライブや収録を行ったり、予約投稿も可能です。
4.Spoon
ライブ配信やトーク型コンテンツに特化したアプリ。「ボカロ」や「歌ってみた」系の配信など、若者向けの内容の配信が多く、配信者・視聴者ともに10代~20代の若年層に人気です。
ポッドキャストや音声配信は、インターネット上で音声コンテンツを配信し、リスナーがいつでも好きな時に聞けるサービスです。プラットフォームを通じて手軽にアクセス可能で、誰でも簡単に配信者としてデビューできます。
難しいスキルは不要で、スマートフォンさえあれば気軽に始められるのが大きな魅力となっています。
ぜひチャレンジしてみませんか?
50代・60代以上にオススメの配信ジャンル
配信の内容は自分が好きなもので大丈夫!!「何がウケるかな・・・」と気になるものですが、まずは好きなものでないと続きません。リスナーが増えて欲しい!!という気持ちにもなってしまいますが、それよりも「同じものが好き!!」と言ってくれる人が見つかることを目指して配信してみることのほうが大事です。
「若い人には興味持ってもらえないかも・・・」と思うかもしれませんが、若い人に興味を持ってもらう必要もありません。なんと日本の全人口の年齢中央値は55歳~60歳。全人口の半分以上がアラフィフ以上ということになります。その半分の方を対象にすれば大丈夫ですよね!!
内容についてはホントに何でも良いのですが、特に50代以上の方のメリットが生かせるジャンルとして以下が挙げられます。
- 人生経験、これまでのキャリアについてのこと
子育て、キャリア、リタイア後の生活など、同年代の人々に響く内容を共有できます。
例:「50代からのキャリア再発見」「子どもが巣立った後の夫婦の時間」 - 健康について
40を過ぎるとだんだん自分の健康が気になってきます。「子どもに迷惑をかけたくない」、老後も元気に過ごしたい!!という気持ちになりますよね。特に専門的である必要はないので、自分がどんな健康管理をしているか、今日がんばった運動、心身のケアについて語ってみましょう。
例:「50代から始めるヨガ」「心も体も軽やかになる健康習慣」 - 料理・フード
家庭料理のレシピや地元の食材を活かした料理の紹介。リスナーとレシピを共有し合うのも楽しいポイントです。
例:「家庭で楽しむ本格イタリアン」「季節を味わう簡単レシピ」 - 旅行・地域情報
自分の住む地域や旅先の魅力を発信することで、新たな観光スポットを発見できます。
例:「日本の美しい田舎町を巡る旅」「歴史を感じる京都散策」 - 趣味や文化
音楽、読書、アートなど、趣味を深く掘り下げたコンテンツでリスナーとの共通の話題を楽しめます。
例:「クラシック音楽の魅力」「50代から始めるガーデニング」 - 悩み相談や問題解決
リスナーからの質問に答えたり、日常生活の工夫を語ることで親近感を持たれやすいです。
例:「50代からの新しい挑戦」「定年後の生きがいを探す」
私だったら最近ハマってるのは
ウクレレとミュージカル鑑賞♪
自分の楽しいと思えることを伝えることから始めよう!
ポッドキャストの始め方
- テーマを決める
自分の得意分野や話したいことを明確にしましょう。リスナーの興味を引きつける切り口を考えるのがポイントです。 - 簡単な機材を揃える
高価な機材は不要です。スマートフォンと無料の編集アプリ(例:AnchorやAudacity)で十分始められます。 - 収録と編集
初めは短いエピソードからスタート。初めは3分、5分などの短い時間ではじめてみましょう。慣れてきたら配信頻度や内容を調整して、少しずつ増やしていってみましょう。 - 配信プラットフォームに登録する
配信に使うアプリを選びましょう。stand.fmやRadioTalkなどは日本生まれのアプリですので、操作性もよく、ポッドキャストにも対応していますので、気軽に始めやすいアプリです。 - リスナーとの交流を楽しむ
コメントやメッセージを通じてフィードバックを受け取り、配信内容をブラッシュアップしましょう。
おわりに
ポッドキャストは、50歳以上の方が新しい世界に飛び込むための素晴らしいツールです。自分の声で思いを伝え、共感を呼び、リスナーとつながる体験は、日々に新たな喜びをもたらします。「まずは一歩踏み出してみよう」という気持ちが、あなたの未来を豊かにする第一歩となるでしょう。さあ、今日からポッドキャストの世界にチャレンジしてみませんか?